「私は、好きになった先輩の○○○を手に入れた」
誰でも知りたがっているくせに、ちょっと聞きにくい○○○についてのファンタジー。
「題名にひるまず女子にも読んでほしい」という紹介POPにある通り、全人類に読んでほしい○○○についての物語。
連作オムニバス構成。それぞれ登場人物の女の子が、「○○○」を手にいれるといっても、「どうやって○○○を?」「どうして○○○を?」「女の子が○○○?」と○○○ワンダーランドが頭の中に闖入してしまう。
特に第四章、第五章「あの時、捕まえたバッタのように(前後編)」
一般的に女子は○○○を持っていないので、○○○とはどういうものかをじっくりじわじわと 体験できる感動の物語になっており、年頃の女の子が、やだーちらっちらっと、恥ずかしながらも○○○について学ぶ為の入門書としては よいのだろうか、わるいのだろうかと思考が○○○のメビウスの輪状態に迷い込む事まちがいなし!
人生や性については切っても切り離せない○○○について、いつ、どこで、だれから、どれくらい、どうやって教わればいいのか? そんな事を、色々考えたり、考えなかったり、わりとどうでもよかったりするチンタジー漫画。
世の中、何かを出すの出さないのと、色々ともめがちだけど、不浄なものとして、大事な事でさえも触れずに目をそらし続けるから、こんな狂った漫画が発売されるのじゃないかとか考えるわけですよ。昔は授乳なども、そこまで隠さずにやっていたらしいのですが、とくに乳については、西洋からはずかしけしからんと指摘されて、出さなくなったとか言う話を聞いたことがあります。そろそろ、そういうグローバルスタンダードの呪いからは、早くぬけだしたいものだぜ。自分の体をどう取り扱うのかは自分で決めたいし、とはいえ、どこであろうと人にジロジロみられるのもいやなもんだよ。やれやれ。
(水彩紙、はがき大、透明水彩絵の具で)
ばいちゃ!