前回からの続きになります。
今回はスカートについて書いてみます。
以下は、仕立て寸法のはかり方です。
総スカート丈をはかります。一般的にはウエストベルトがあればウエストベルトも含めてはかります。「中心線に沿って、ウエストベルトの上のラインから裾まで」の長さになります。
ウエスト回りをはかる時はウエストベルトがある場合はその位置で測って「ウエストベルト(の位置)ではかりました」などと記すといいかもしれません。
タイトなスカートならヒップや裾回りの長さも測ったほうがいいと思います。ヒップは、ヌードサイズでは腰の部分の一番大きな部分を測るとされてますが、仕立てだと、だいたい(SサイズからLサイズぐらいまでは)ウエストラインから18cmから20cm下の位置で作ります。ですから、その部分を計って「ウエストから〜〜cm下ではかりました」と記すといいと思います。
ちなみにAは腰丈といって、ウエストラインとヒップラインの間の幅で、一般的に脇に近い部分ではかります。そして、Bは床上がり寸法といって、スカート(ドレス)を着た時の床から裾までの長さになります。
普通は平置きして測ってもいいと思いますが、流通でのアパレルのサイズは、はかる場所がベルトを含めた場合や、含めない場合などもあって、かなりまちまちなので、「ここをこうやってはかりました」と書いてあげるのがいいのかなと思います。
今回は以上です。次は織物の生地(収縮性の無い生地)のワンピースについて書こうと思います。
ばいちゃ