迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

半分ぐらい青い

以前のブログで書いていた、 

usausamode.hatenablog.com

 線画まで出来ていたイラストが完成しました。じゃーん

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透明水彩、ホワイトワトソン 用紙A5に)

これが

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こうなって

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色をつけたわけです。今回は、透明水彩で塗ってとハイライトに胡粉を少し足しただけです。イメージとしては、ポイズンアイビーみたいな感じをイメージして描きました。

www.vogue.co.jp

イラストに関して、面白い記事があったので紹介。

note.com

絵が異常な速度で消費されていく現実が虚しく感じる|自由さ|note

うん。だから、趣味でするなら、描く事に身を捧げ楽しむのが一番だと思うなぁ。その時間だけはどんなに記憶の中で色あせても、失う事はない。

2020/07/17 09:07

と、恥ずかしくなるような青臭いブコメを書いてしまったけど、こうやってブログでイラストを公表している以上、他者になんらかの消費、承認をして欲しいという欲求はあるわけで、SNSなんかはお手軽にできるから、お手軽に投稿して、お手軽に消費をできるんだけど、もっと手応えが欲しければイベントで売ったりとか展示会をしたりとかもありようだとは思うけど、そういうことでもないんだよね。多分、時間をかけて丁寧に料理を作っても、あっという間に食べられていく様子を眺めるのににてる気がする。

で、今回載せているイラストの肌や髪の毛なんかは、だいたい絵の具3色(キナクリドンレッド、ウルトラマリンブルー、ローシェンナ)で塗っていて、それに花の黄色と、葉っぱの緑、葉っぱは黄色や、ターコイズブルーみたいな色も使ってて、絵の全体に紫を加えている。だいたい7色ぐらいで塗っているのよ(プラス胡粉の白と線の黒)。で、ウルトラマリンブルーは水彩絵の具の顔料としては一番鮮やかなブルーで、キナクリドンレッドはまっかかで本当に綺麗な赤。で、ローシェンナは、黄色系になるけど、色っていうのは三原色(青、赤、黄色)さえあれば、それ以外は混色で作れるという事にはなってるけど、黄土色系は水彩の混色では作りにくい色と言われている。黄色はやっぱり混ぜるのが難しいのだよね。他の赤や青にすぐ負けてしまうの。何が言いたいかと言うと、このイラストは全体的に赤っぽいけど、半分ぐらい青(ウルトラマリンブルー、ターコイズブルー)でできている。

そういう絵の具オタク技術的なもの以外にも制作には制作にいたるストーリーなどが色々重なってできるものだと思う。で、もちろん消費するのも楽しいけどさ、作るのは本当に大変だけどストーリーが色々あって楽しいよね。青臭いと言っても、創ることは、時間もかかるけどそれだけ豊かな時間を持つことができるんだから、虚しいなんてね贅沢な話だと思うよ!

と、自分なりのストーリーを書き殴ってみたが、このノートの書き手さんの他の記事とかも比喩表現とか面白いね。かつてこういう人はてなにもいたけど、こういう人はみんなノートに行ってしまったんだね。。。ブコメの粗雑な反応見ると、当然としか言いようがないけどさ。

私の持論だけど、昔から人は豊かな時間や好奇心があると、森羅万象に対話を挑み、なぜを問いかけ、解像度をあげていっているんだと思う。それが創作とかの動機とかなるんだろうし、それを投げかける事のできる時間や才能は祝福すべきだと思うな。

ばいちゃ!