のイラストが完成しました!テーマは「和風」です。
和風なものはかなり好物なのですが、今回は山岸涼子「日出処の天子」の厩戸王子です。
透明水彩、ホワイトワトソン、A5
私が持っているのは、文庫の方なので、こちらの3巻表紙などを参考にしてかきました。何度も読んでるけど、3巻だけ読んでたらまた読みたくなっちゃった!
実在した歴史上の人物「厩戸王子(聖徳太子)」を中心に描いたもの。聖徳太子の話は多くは、日本書紀の記述に記されており、それを元に王子が美少年だった頃から摂政になるまでが納められ、隋に「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無しや、云々」と書かれた隋書を送ったとされるところがエンディングとなる。
ちなみにこの国書を見た煬帝が腹を立てたという話は、隋を「日没国」と記したことへの怒ではなく、大和朝廷の代表が「天子」を名乗ったからという理由で。これは隋は世界の中心で、他の国の王が「天子」と名乗ることは許されることではないという中華思想からのものと言われている。
ぶっちゃけて言うと、帝を支える豪族の若き棟梁である、蘇我毛人に対しての恋に敗れて、身も心もボロボロになり、何かを忘れるように仕事に没頭し、隋に対し国の存在をアピールするために、国書を送ったという、そう言うお話で、
とにかく、美しいし怪しいし、めちゃくちゃ好きな作品です!
こちらの写真を参考に鉛筆で描いてみました。
「明智光秀」
水彩でも仕上げたいけど、やる気がおこったら、2月7日放送が最終回なので、放送を見てから、余韻などもかみしめながら描いてみようかな。なーんて。
ばいちゃ