迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

コンピュータおばちゃんとインターネット

そういえば慢性疼痛で、どん底状態だった時、鬱もあったので、とても苦しかった時があった。そんな時、痛い体をなんとか動かして、近所の自治体の図書室や、遊歩道の椅子に座って、人のいるところにただ佇んていた時期があった。毎日ではないけど、割と頻繁に。とても寒い冬の日。雨の降る日。そういう日であっても。

私は人と活発に交流するタイプじゃないけど、人の気配とかがほんのりあるところが好きなんだと思う。人混みとかじゃなくて、ほどほどにいる状態が。

ネットのSNSもコロナ禍でなんとなく人が減ったなという気はする。とはいえ今ブログなど更新している人・Twitterの何気ないつぶやき、時には、現状に戸惑ったりとか怒ったり、がっかりしたりとか人の、気配や息吹をもらってなんとなく支えられてる気はする。みんな楽しく過ごして欲しいとは思いつつも、人にはそれぞれ怒りや悲しみもある。疫病が流行ろうが、普通の日常であったとしても。

全部を隈なく読んでるというわけじゃないけど、そんな感じでSNS等を利用してます。

さて、永山裕子先生のオンライン水彩講座、今回は講座も10回目なんだそうです。私は初期のものを受講してないので、受講したいなと思いつつ、なかなか気力が回らなくてできてませんが。

7月の講座は「本と果物」

簡単なようで、床に置いてある本の形は難しい。風景画にも通じるパース(遠近法)の基礎を学びましょう。

 床に置いてある本と果物を描きました。まずは講座を見た後に、お手本の写真を見て描いたもの。

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F2ぐらいの小さい紙にかいたのでこじんまりとなってしまった。

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こちらは、見逃し配信を再度見て描いたもの。

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横たわった本を横たわらせるのって、やっぱり難しいね、鉛筆を傾けて図りながら絵を描いてるけど、ひょろひょろーって違う方向に傾いていっちゃうよー難しいぜ!

 

モチーフにした本は、左の赤いものは、スヌーピーミュージアムのカタログ本。一時期コロナの感染者も減り、やっと緊急事態宣言が解かれミュージアムに行った時の思い出の品。
右の黄色い本は、飯嶋 和一 さんの出星前夜という歴史小説。これは、題材は島原の乱なんだけど、主人公は疫病の治療にあたる医者の助手みたいな人だったかな。ちょっと読んだ時期が古いから、はっきりは思い出せないけど、島原は藩替ええ(というか転封*1というらしいね)があって、重税(重い年貢)があったから、反乱があったのと、あとは宗教的なものの両面があるという事が言われてるけど、そういうのが描かれてて、そこで、直向きに病の治療にあたる医師を通しての物語なんだけど。

なーんか、今の状況に通じるものがあるよね。

さて、私は桃を切るのが結構得意です。といっても、これを真似してるだけなんだけどね。

www.kurashiru.com

絵のタイトルは「桃」

 

 

 はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

という事で、ばいちゃ。

 

*1:豊臣秀吉江戸幕府によって行われた大名の配置替えのこと。大名移動の際,家臣団は随伴するが,百姓は移動せず,兵農分離を促進させ,大名・家臣団の在地性が払拭された。