迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

ままならぬ玉

NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人の坂口健太郎君が演じる北条泰時を描いてみました。

ファブリアーノラフブック A4

 

鎌倉殿の13人、第29回「ままならぬ玉」では、頼時(北条泰時)は幼なじみの許嫁には面白くないと言われたり、鎌倉殿、頼家に、烏帽子親である頼朝から名付けられた、頼時という名前の頼を変えて泰時にするように命じられてしまいます。

かわいそーとは思いますが、頼家は父、頼朝を失ったことで、立場がかなり不安定な状態であると思います。当時は後ろ盾というのがとても重要だったようで、頼家は、自分の源の血筋と、あとはそれによって得られる貴族の立場はあるのですが、母親である政子の方の親戚はというと、権力争いで頼家に呪いをかけて病にしようとくわだてるほど。。。乳人の比企も権力を手放すまいと、何かと介入をしてきます。

そんな状態で、北条家で嫡男として安定して収まってる泰時を羨ましいと思ってしまうのもなんとなくわかるような気がします。

そんな伏魔殿のような鎌倉で頼家は妻せつと力合わせて生きていこうと決意しますが。。。

ままならぬ玉とは蹴鞠の玉のことをさしていますが、玉は頼家で蹴っているのは周りの大人たちと考えると、悲しい物語ですね。。。

 

ばいちゃ