迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

美しくて残酷で直向きな世界

 

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永山裕子先生のNHKオンライン水彩講座。テーマは風景画ということで、続いて描いてみました。

これは、以前羽田空港国際線ターミナルに立ち寄った時に撮った写真。ここのターミナルからは私は出発したことはないんだけど、夫の見送りに行った時かなにかの時の写真かな。ターミナルに江戸なんとかとかそういうのがあって見学に行った時かもしれないけど。

その時は意識してなかった「FLY TO THE WORLD」というのがなんかグッときたので描いてみました。

これ描いていると、映画「人生は、奇跡の詩」の一シーンを思い出しちゃって。

バクダットで戦闘に巻き込まれた、愛する女性(元パートナーで娘達の母親)を助けに行くと言う男性の物語なんだけど、バクダットは戦闘中なので民間の航空会社に行っても、「飛行機飛んでないから行くことはできない」と断られるんだけど、その航空会社で窓口で対応した人が「今日バクダットに行きたいとか無理言う男がいて」と家族と話してたら、テレビのニュースで主人公の男がバクダットに居る映像が写って、「なんだこりゃ」みたいな感じになるんだけど。命懸けて戦闘地域に行ってまともな医療設備もいない中、女性の看病をするという話。コメディーなんだけど、美しくて残酷で直向きな話。

なんつーか、世界のどこかに行くにも色々と大変な世の中だなぁみたいな。そういうストーリーを絵に描いてみるのが結構好きで。人物とか風景はそいうことがやりやすいからちょっと楽しい。描くの大変だけど。

 

 

そんな感じで。ばいちゃ