ラジオトークのまとめの記事用にと思い立ってイラストを描いたら、思いのほか出来が良かったので、描いた絵をもとに、デジタルイラストについて簡単に語ります。
以前の記事で紹介していますが、デジタルイラストは液晶タブレットを使い、Kritaという無料のペイントソフトで描いています。 今回はピンタレストに載っていた女の子をモデルにしました。デジタルペイントにも色々な塗り方があり、その中の厚塗りという塗り方をネットで参考にしながら描いています。 塗り方の紹介の動画や記事などは色々あるのですが「なるほどわからん」と思いつつも、描いていくと「なるほど~」と納得し、また忘れるという感じでちょこちょこ上達はしていると思います。 厚塗りは一番下に暗めの色を塗り、上に明るい色を乗せたり、細部を詳細に描写し仕上げ、パーツの輪郭などをくっきりさせて、奥行きのある絵を表現できると言われています。この絵でレイヤーは10枚ぐらい(下書き、背景色も入れて)かな。髪の毛を別のレイヤーにしているので、減らそうと思えば減らせますが。
奥行きってますでしょうか?
そして、ソフトの画像補正機能を利用して
顔の輝度を上げて、髪の毛の色などを変えています(レイヤ統合した後だったのでおでこが変になったけど、まぁいいか)
厚塗りでの作業は、まずは大雑把に塗り、後から細かく仕上げるという過程が楽しいですね。アナログで下絵を描いている時も同じような描き方なので、私にあってると思います。こう言うはっきりとしたタッチの絵は、色使いも大胆にできます。モデルにした絵では衣装は黒だったのですが、思い付きで衣装は赤系にしました、背景は赤の服やリップが際立つように水色で。水色でも、夏なので明るめに。背景の色は絵の印象に深くかかわるので、背景色決めは、絵の終盤での重要な作業かと思います。まぁ、女性の場合は洋服や化粧品など選ぶ時も色には気を遣うので、私は割と好きな作業です。