迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

ドラマ「最後から二番目の恋」-寂しくない大人なんていない?

最近自分の年齢をネット上で「けっこういい歳」と表現することがあった。発言や、特にラジオを聴くと、大体見当はつくだろうから、極秘にしているわけではない。でも、ここで月齢もきっちり発表してって言われても、なんとなく抵抗がある。理由の一つに、心のどこかで若さと言うのは価値がある(特に女性)という意識があるので、なんとなくボンヤリしたいのかなとは思っているのだけど。といっても、女性が年を取るって事はそう悪くもなくて、若い頃に抱えていた色々な物を降ろすことができるので、楽っていうのは大きい。男女に違いがあるかどうかはわからないが、私の場合はBBA楽!と、思っているんだけど。んじゃ、年齢は?と聞かれても、それは言いたくないんだなぁ。なんていうか、**歳のBBAとはっきりされるのは嫌なんだよね。例えば29歳と30歳じゃ大きく違う、1歳違うだけですごい違いがある。で、BBA楽しいと言いながら、その1歳差をめちゃくちゃ気にしている自分切ねぇー!と思うわけよ。

最後から二番目の恋(2012年フジテレビ)」は、そんな大人の切なさを描いたドラマ。
**歳独身のテレビ局のドラマプロデューサー吉野千明(小泉今日子)は将来に不安を感じ鎌倉の古民家で一人暮らしを始める。引っ越し先で千秋は一癖ある隣に住む家族と出会い、交流が始まる。大人って寂しいと思いながらもその切なさを自虐的に笑っちゃったり、隣の家の長男、長倉和平(中井貴一)と一歳の年の違いで言い争いをしたりする模様がとてもコミカルで、恋愛ドラマというより、大人の青春ドラマだ。
こういっても千秋はとてもカッコいい頼れる女性なので、隣の家族等が続々と悩みを相談に訪れ、古民家の居間が、病院の待合室状態になる場面も。和平も、年齢の一歳と言うのは、人生を積み重ねた結果なので大切にしているなど、物事に対して誠実な男性。ドラマの舞台の古都・鎌倉のロケーションも見どころの一つ。

初回に「寂しくない大人なんていない」というタイトルがついているけど、それは個人によると思いますが、

そんな事ない。寂しくなんか無いよ!バカヤロー!コノヤローー!!(血涙)って人にも見てほしいし、
もちろん、寂しくて夜も震えている人、咳をしても一人の人、15の夜の人にも。
お正月は、お年玉せしめてるKids以外は暇な人も多いだろうから、暇つぶしにどうですか?12月26日現在、Netflixで配信中です(多分他のオンデマンドサービスでも配信してそうよ。2012年秋の特別版も、2014年に放送された続編も面白いから気に入ったらぜひ!!)

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隣の家の不思議少女、長倉真理子ちゃんを描いてみました。
ラジオで紹介した音楽のまとめは来年。もちろん、Kritaの使い方の記事も書く気マンマンですのでよろしくお願いします。

ばいちゃ!

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