昔見た映画の事を思い出した。
「トリコロール/白の愛」と言うフランス、ポーランド、スイス合作映画。
クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロール」三部作の中の一作品。
それぞれの作品が「自由(青)・平等(白)・博愛(赤)」(フランス国旗のトリコロール)を象徴しており、「白の愛」は「愛の平等」をテーマとしている。
(↑記憶が曖昧なのでWikiを参考にしてます)
3部作では他の映画シーンが映画のシーンに気付かないくらい一瞬入り込むというトリッキーな手法もあって3つ見るのがおぬぬめ。青(自由)のジュリエット・ビノシュの美を愛でるだけでも価値があると思う。
最初の舞台はフランス。ストーリーは、主人公のポーランド人の男性が妻に勃起不全が原因で離婚を申し立てられ、異国で言葉もわからず情けなくさまよう所から話が始まる。悲劇でもあり喜劇でもある。
ちなみに、ベルリンの壁が崩壊したのが1989年、社会主義崩壊後の混乱がまだ収まっていない時代の話だ。
以下はネタバレです 20年以上前の記憶なので違う点もあるかもしれませんがご容赦を
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