先日上野の東京国立博物館、平成館で開催されている「はにわ展」に行ってきました。
展覧会は写真撮影は一部を除き可能でした。いっぱい撮った！
これは、埴輪 踊る人々 （古墳時代、６世紀）
美術館や展覧会の楽しみ方、情報とかなくても、レジャーみたいに可愛い綺麗不思議！と楽しむだけでも上等と思います。
おまる？
とはいえ展示されている説明書きやパンフレットとかにある情報を頼りに楽しむのもいいです。
この図録、一章に、「王の登場」とあります。王と言っても、小王国の集団が集りネットワーク王国連合をまとめる大王が出現しました。地球の寒冷化も影響していると言われています。ゲルマン民族の大移動もこの時期です。
埴輪には明確に性別や職掌、階級が表現され、それは土偶との大きな違いです。古墳にも他の古墳との間に階級差などの秩序があった事が推測されます。埴輪や近畿地方を中心とした古墳群は、鉄を巡りできた、政治経済ネットワークから生じました。政治と、祭事、埋葬っての強い結びつきがあるんだなと古墳や埴輪を見ると思います。
たびたびブログにでてきていますが、これにも詳しく書いてあります。かなりの良書です。
いろんな思惑があるにしても、この個性爆発の前には笑顔がふにゃふにゃなっちゃいます。なぜだ？
ボコボコにしてやるー！（じゃなくて、多分挨拶です）
ばいちゃ
