平成を好きだった音楽を通して振り返ってみるか。 とう事で振り返ってます。今回は3回目
世紀末、ミレニアムと言う言葉が世間を賑わせていた頃、とある映画が一大ブームになりました。
凄腕ハッカーのネオは、正体不明の美女トリニティに導かれ、モーフィアスという男と出会った。モーフィアスはネオが、マトリックスと呼ばれる仮想現実から人類を救いだす「救世主」だと告げた。
マトリックスは映像ストーリーも、テクノロジーを先取りしたような映画でした。そして、その当時のいい感じに尖った音楽を取り入れて、映画の世界観を作り上げました。
サウンドトラックの内容を見てみましょう。
1 Marilyn Manson - Rock Is Dead
2 Propellerheads - Spybreak! (Short One)
3 Ministry - Bad Blood
4 Rob D - Clubbed To Death (Kurayamino Mix)
5 Meat Beat Manifesto - Prime Audio Soup
6 Lunatic Calm - Leave You Far Behind
7 Prodigy - Mindfields
8 Rob Zombie - Dragula (Hot Rod Herman Remix)
9 Deftones - My Own Summer (Shove It)
10 Hive - Ultrasonic Sound
11 Monster Magnet - Look To Your Orb For The Warning
12 Rammstein - Du Hast
13 Rage Against The Machine - Wake Up
いかがでしょう?これ、みんなかっこいいんだけど、何がいいって、サントラ盤は暴力的な青少年に悪影響を及ぼす言葉がカットされているから、親子で楽しめるということです(すみません。今日カットされている事を知りました)
こういったような、マトリックスの世界を彩るような音楽を聞いていたわけですが、この頃インターネットとかも生活に進出してきて、技術の進化によって、優れたGUI(グラフィックユーザーインターフェイス)を持つパソコンが、アーティストが使う楽器ぐらいの値段で手に入るようになったのが、音楽の発展につながった大きな要因だと思います。
この時代からは、音楽とコンピューターは切っても切り離せない関係になっていき、情報の伝わり方もガラリと変わりました。
私も1997年ぐらいかパソコンを持ってインターネットをしていましたから、割と時代を先取っていた方かもしれませんね。
そういった時に、トリップポップとかインダストリアルとかにはまってました。ネットで知り合った友達とICQというメッセンジャーでこういった音楽の情報を交換しあって、その時教えてもらったのが、ラムシュタイン。この、ラムシュタインは曲の歌詞が英語じゃないんです。ロックであっても世界で受け入れられるのは英語の歌詞の歌が圧倒的に多いのですが、このラムシュタインというバンドは、ドイツのバンドで多くはドイツ語で歌っています。ライブ見たことありますが、ライブも火だるまになってて、とにかくおかしくてかっこいいです。
こんな風に、情報が世界中を駆け抜けていった時代でした。

Rammstein - Sonne (Official Video)
透明水彩用紙に、透明水彩絵の具で。背景を楽器ぐらいの値段のパソコンで加工
ばいちゃ