迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

ミステリアスガールなどを描いてみる(イラスト)

 

usausamode.hatenablog.com

 

この記事に続き、今回も水彩の本の紹介です。

水彩で描くポートレート

「水彩で描くポートレート

水彩画で人物画っていうのは、珍しくはないかもしれませんが、水彩画は風景などが主流のような気もします。で、このメアリーホワイトさんの描く人物画が、水彩なのにパキっとしてて鮮やかで、かなり惹かれるものがあったので、購入してみました。こちらの本も道具の案内や、基本的な水彩のテクニックから構図などが紹介してありますが、何よりも「人物の内面まで表現する」と謳っているように、人物を描くにあたって、「何を伝えたいのか」という表現の哲学的なものにも触れてあって、書物としてもとても読み応えもあります。とりあえず、ざっと目を通して、顔のレッスンをしてみました。

まずはパレット

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メアリーホワイトさんのオススメカラー15色を主にパレットに集めてみます。メアリーさんは、Mグラハムというメーカーの絵の具を使ってるそうですが、私はホルベインで、同じ名前の色などを選んでます。

顔は、キナクリドンマゼンタ、ローシェンナー、ウルトラマリンブルーの3色で塗ります。

マルマンのスケッチブックで顔の色ぬりの練習してみることにしました。

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妖怪人間ベムみたいになってしまいました。絵の具がホルベインだからか?とか道具のせいにしてしまう残念な私。

2回目、肌色っぽくなってきました。

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いい感じだったので、ささっと水彩紙にイラストを描いて塗ってみました。(目の周りは漫画風に可愛く。)

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悪くはないけど、あごの下の影が暗くなりすぎました。練習よりも顔が小さくなったのに、調子に乗って影をつけすぎたのだと思います。水彩紙がボロボロになってしまいました。

さらに練習。マルマンのスケッチブックはB5用紙50枚で500円ぐらいなので、ガシガシ練習できます。紙にしては安くもないとは思うけど、水彩紙はB5で安くても一枚、50円ぐらいなので、富豪じゃない限り、軽い練習は安い紙で済ませたいものです。

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ちょっとコツがつかめてきたような気がします。いかにも「水彩」っぽい色ぬりができたのでかなり満足です。(鉛筆で描いた線が適当すぎても、なんか味が出たような)←常に調子に乗ってるやつ。

 

写真をモデルにざっと、アニメ風に描いてみました。

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顔が結構いい感じに塗ることができたので、髪の毛などは暴走して自己流のミステリアス少女風の色になってしまいました。これもスケッチブックに塗ってます。スケブだと失敗を恐れずに大胆に塗る事もできるのが良いです。だいたい下絵的な線からアウトラインも入れ、色ぬりも合わせて、1時間以内で完成しました。

プロの方などが「形を捉えて、ザーッと塗る」みたいなことをよく言ってらっしゃって、なかなか難しそうだと思ってましたが、その「ザーっと」がちょっとわかったような気がします。

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近くで見ると、結構、雑に塗っているのですが、

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全体を捉えると、「人」になっているみたいな。

 再度書きますが、3色で塗っています。前回紹介した本は、「三原色で」でしたが、今回も、赤系、青系、黄色系で色を塗ったのも、かなり気づきがありましたし、形を捉えたりするのはたまに、ドローイング、デッサンなどをやっていたのが為になりました。

とはいうものの、デッサンや、色ぬりとかも、楽しいからやっているだけで、練習というか、暇があれば、何か手を動かしている状態で、腱鞘炎にならないように、自制する方が大変なのですが(実は、先日まで、背中がこってしまっていました)

 

水彩で描くポートレート

水彩で描くポートレート

 

 

マルマン スケッチブック 図案シリーズ A4 画用紙 天のり製本 S252
 

 

ということで、水彩の本を参考に顔の色ぬりの練習をしてみたよというお話でした。

ばいちゃ