迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

映画館であのメガネをかけて見たキッズ向け映画

ヒャッハー委員会、マイお題

お題「キッズ向け作品・映画」 - はてなブログ

皆勤賞を狙ってるわけではないですが、映画は好きなので語ってみますよ。

さっそくいきましょう!

ネバーエンディングストーリー

1984年に西ドイツ・アメリカで制作・公開。日本での公開は1985年
...という事は、30年以上前の映画なんですよ。ドイツがまだ東西に分断されいた頃...もちろん当時私は子供でしたよ。 原作はミヒャエル・エンデの児童文学「はてしないものがたり」。これは、姉が図書館で借りてきたものを、(多分、おもしろいからと)私に貸してくれたので、それこそ寝食を忘れて読んだと言っても過言ではありません。映画も当時大ヒットで、そこいらじゅうにストーリー~という曲が流れていた記憶があります。今と比べると、合成がちょっと不自然な感じもしますが、当時は最先端のSFXだったのです!これは、主人公の少年がふと手に入れた小説「はてしないものがたり」を読み進めていく形でストーリーが展開します。その物語は「崩壊寸前のファンタージエンと言う架空の国を舞台に、国を救うためにアトレーユと言うか少年が「救い主」を求めて大いなる探索の旅に出る。」という設定。ファンタジーエンの世界が文章だけでもとても豊かで“限りなく映像に近い文章”と言ってもいいかもしれません。熱中して物語に入り込むと言うより、物語が頭の中に入ってくる感覚です。作中登場人物から読者に呼びかけがあります。銀魂方式と言ってもいいでしょう。物語から呼びかけられているのは主人公なのにもかかわらず、あたかも自分も当事者のような感覚になり読む者をぐっと物語に引き込んでいきます。映画も同じような展開です。最初は小説の第一部だけの映画化でしたが、続編も出ています。ファンタジーは考えて鑑賞するというよりも感じるものだから、とにかく読んでから見るか、読まずに見るか、とにかく見ろ!

次は、アリス・イン・ワンダーランド 2010年公開

これも、児童文学、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を下地に後日談として映画化したものです。まだ10年たっていないので、割と最近と言ってもいいですが、ちょうど3D映画が世に出て少し経った頃だったと思います。映画館であのメガネをかけて見ましたよ!小説の「不思議の国のアリス」も大好きで、奇妙でわけもわからないし、何度も何度も読み返しました。実は「不思議の国のアリス」はかなり昔に一度映画化もされていますが、この「アリス・イン・ワンダーランド」にはジョニーデップが出るよ!という事で期待大で観に行きました。この頃は映像技術もずいぶん発達していて、こういうのは映画館で見るべきだよなぁと思って堪能しました。3Dが必要か必要じゃないかと言うと、必要ないと思いますが。ジョニーデップのマッドハッター(帽子屋)がめちゃ切なくていいし、三月うさぎのお茶会などなど個性的なキャラクターがものがたりから飛び出して来たようにはじけていて、素晴らしかったですね。いやぁファンタジーはいいですね。

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今回はコピックで描いたアナログ絵にソフトですこし装飾しました。コピックの0番が無かったので困った。

考えるな感じろ!

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

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不思議の国のアリス (角川文庫)

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鏡の国のアリス (角川文庫)

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ばいちゃ!