迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

東独にいた「違う顔」

漫画「東独にいた」の、ミステリアスな殺し屋「違う顔」を描きました。

「生首を抱く違う顔」

ホワイトワトソン、A4

違う顔は、「みな同じ顔をしている」と言う不思議な特徴を持つ、東ヨーロッパのアジャーエフ族に、アジャーエフ族史上初めて「違う顔」で産まれたと言う人物。一族は混乱、妄執し、整形まで施したのに、元の「違う顔」に戻ってしまったと言う奇妙な人物。殺し屋です。

先日東独好きのツイ友さんと、「顔はどうして殺し屋をしているんだろう」と言う話をしましたが、面白いですよね「どうしてだろう?」

とはいえ、殺しを依頼するのも、相当のお金が必要だと思いますが、もし自分が「殺し」を請け負うならいくらで請け負う?条件として「あらゆる法的な制裁は受けないけど、殺した事による世間の目は避けることはできない」でも、人を殺すのって、殺した事ないからわからないけど、基本はやりたくないし、どうしてもやらなければならないなら億でもたりないような気がするけど。。。(とはいえ、一応、私は軍隊、自衛隊、警察に反対とかそういうのはないけど)

ねー、でも、ウクライナでの戦争でも、兵士が日々戦いを行ってるけど、そんないい報酬は出てないんだろうな。もちろんウクライナの人たちは、住んでる土地を奪われそうだから、必死だけど、それでも、徴兵制度があるから、それには賛成はできないけど、がしかし、そういう動員ができないと、、、とか色々もやもやしてしまいます。

私はウクライナから逃げてきた人、戦ってる人、全ての人に「私が同じ立場でもそうしていた」という言葉をかける事しかできないけど。

一方、ロシアの兵士は、ロシア側の思想的なのがあるのかもしれないけど、

ロシア側は、ウクライナは不法に占拠されてる状態だから、占領状態から、解放するみたいなイデオロギーでやってるっぽいんだよね。

でも、どう考えても、私の目から見たらそうは見えないんだけど?私の方の知る情報としては、ウクライナNATOに加盟したがってるから、むかついたとか、黒海に面する港が欲しいとか、そういう理由らしいけど、ただ、ヨーロッパは(も)歴史を辿ると、いろんな民族の人があちこちに住んでたから、あの頃はここに住んでたのにな、みたいな未練があるみたいで、人間っていうのは「そうなれたかもしれない未来」にすごく執着するみたいだから、それがそうさせるのかなとも思う。

ギャンブルなんかがそうらしいけど、今回の戦争も、、過去に妄執して「そうなれたかもしれない未来」しか見てないから戦争を仕掛けるわけで「惨めな敗北を受け入れる」というプランBが描けるなら、そもそもやらないんだろう。そういうのが「独ソ戦」とかにも書いてあった。

www.yomiuri.co.jp

ロシアには古来、個人の自由は社会全体の安定があってようやく保たれるという考えがある。

全体主義の国に住んでる人は「どうしてだろう?」という考えをする訓練をあまりしないので、多くの人は国営放送の垂れ流す情報を信じる傾向にあるらしい。NATOへの加盟も、その国は理由があるとしても、ロシアにとっては、「社会全体の安定」を揺るがす何かなのかとも思うから、この辺は対立している日本も含む”西側”も、地道に訴えていくしかないのかなとかも思うんだけど。どうしたものかねぇ

「どうしてだろう?」って考えるの楽しいのにね。

 

 

ばいちゃ