迷えるイカ記

洋楽オルタナティヴロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

「りぼんのふろく」少女漫画クロニクル

りぼんのふろく「カワイイ」のひみつというムックを買いました。

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りぼんとは代表的な少女漫画雑誌の一つ。「250万乙女の宝物」というコピーの通り、 「りぼんの付録」は多くの乙女の為の宝物を世に送り出したことには間違いないでしょう。

中身はカラフルなりぼんの付録で飾られており、「りぼんの付録」を通じて、りぼん、少女漫画のクロニクルが展開されており、過去の乙女だった乙女たちの時間を巻き戻します。 そして、「りぼんの付録」の制作過程で出た苦労やアイディアなど裏話が盛りだくさんです。 読んでいると、子供の頃に漫画雑誌の付録の封を開けた時の匂いや、作った付録をボロボロになっても使っていた記憶がぼんやりとよみがえります。

と言っても、実は私は「りぼん」じゃなくて「なかよし」を買っていました。姉が「りぼん」を買っていたので、もちろん「りぼん」も読んでいましたよ!

せっかくなので、私の少女漫画読書歴をざっくりと披露してみようと思います。よかったらお付き合いください。

先ほど書いた通り、小学生時代は「なかよし」「りぼん」などを読んでいましたが、多分その前は「小学校〇年生」とか言う雑誌だったと思います。 「りぼん」で印象深いのは、このムックにも登場している池野恋先生の「ときめきトゥナイト」あとは「星の瞳のシルエット」とか「有閑倶楽部」とかでしょうか。

ときめきトゥナイト (1) (集英社文庫―コミック版)

ときめきトゥナイト (1) (集英社文庫―コミック版)

 

かわいいがいっぱい詰まっていて、「乙女のバイブル」といってもいいでしょう。

高学年~中学生になると、「別冊マーガレット」や「ぶーけ」なども読み始めます。姉がいたので、ちょっと大人向けを読むのも早かったのです。 マーガレットと言えば、多田かおる先生の「愛してナイト」や「イタズラなkiss」が有名ですね。

なんかも、おしゃれで好きでしたね。

ぶーけと言えば「純情クレイジーフルーツ」「ジュリエットの卵」など、繊細な作品も多く、物語にはまってしまいました。 高校生ともなると、少女漫画だけでもなく、モーニングとかの青年誌の漫画を友達同士で回し読みしてましたね。「東京大学物語」とかは印象深いですね。女子高生のリアルです。

さて、私の描いている絵は、少女漫画がベースになっているのですが、色々な先生の絵から影響を受けましたが、高河ゆん先生 清水玲子先生 は、私の絵のバイブルです。 どちらも繊細で美しく、どことなく不気味で不安げな描写が本当に好きです。

月の子 MOON CHILD 1 (白泉社文庫)

月の子 MOON CHILD 1 (白泉社文庫)

 
高河ゆん画集「YOUR EYES ONLY」 (高河ゆんイラスト集 (1))

高河ゆん画集「YOUR EYES ONLY」 (高河ゆんイラスト集 (1))

 

という事で、色々思い出しながら、透明水彩絵の具で描いてみました。 線から絵の具を使って描いてみる事にしました。
これが

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これになります。じゃーん

f:id:usausamode:20180802102553j:plainカワイイのひみつはりぼん

 

ばいちゃ