家計簿をつけ始めようと思っているあなたへ! 家計簿歴15年を超える家計簿オタク?から、家計簿をつけようと思っていても、いつも挫折しているあなたに送ります。
クレジットカードについての質問がきましたのでさっそく答えようと思います。
家計簿をつけ始めようと思っているあなたへ!その2 - 迷えるイカ記
今月に使ったのに翌月に引き落とされるカード支払い分をどこにつけるか毎回困惑します…もしよかったら助言求む。
2019/01/03 08:20
まずカードを使ってモノを買った時に記入します。
カードAで2019年1月3日にイチゴを700円で購入したばあい。
- 日付:2019年1月3日
- お店:イオン
- 商品:いちご
- 科目:食品
- 金額:700円
- 支払元:カードA
以上です。私はこの、購入した時だけしか記入していません。
家計簿があくまでも、家計という一つの口座でのお金の流れを把握するものであって、複数の支払元からのお金の流れを処理をするのは向いていないからです。
とはいえ、少し乱暴ですが、カードの支払いを月ごとに集計したいなら、支払元の「カードA」を12個に分けて「カードA1月」「カードA2月」....と12か月分作り、使った月ごとに集計する方法もあります。
カードAで2019年1月3日にイチゴを700円で購入したばあい。
- 支払元:カードA1月
というような処理をすると1月にカードで購入した金額(翌月支払う金額)が、「カードA1月」の金額計でわかります。使うカードが一枚でカードのしめが月末〆の場合に限りますし、海外とかで買った場合は支払いも先に延びたりもするので、集計通りに請求がくるとは限りませんが。
それとは別にどうしても家計簿にカードにまつわるお金の流れを記入したいなら 支払い予定金額の確定がカードの請求書に記入されているので、それを使って
カードAの支払い(以下「カードA請求」)が口座Bから、2019年の1月4日 10000円 自動引き落としされるなら
- 日付: 2019年1月4日
- お店:(記入しない)
- 商品 : 「カードA請求」支払い
- 科目: (記入しない)
- 金額:10000円
- 支払元:口座A
以上が、「カードA請求」のために口座Aから10000円払ったという記録
以下、カード請求額を支払ったら、カードの請求残は減りますから減らす処理をします
- 日付: 2019年1月4日
- お店:(記入しない)
- 商品: 「カードA請求」支払い
- 科目:(記入しない)
- 金額:-10000円
- 支払元:カードA
以上が、”「カードA請求」支払い”処理をしたため、「カードA」から10000円をマイナスした処理
カード代金を口座から引き落として、カードの支払い残を減らすという処理です。記入した所で、なんかきっちりした感じがするだけという気持ちの問題なので書かなくてもいいと思って書いていません。
帳簿は目的があって書くものなので、数字を合わせるだけなら書かない方がいいと思っています。複雑になるなら別の帳簿を付けた方がいいと思います。資産を管理したいなら、資産を管理する帳簿を作りましょう。家計簿一個ででカードのあれこれや、資産管理までするとなると、コンピューターなみの数字処理能力が求められると思うので自信のある人以外はお勧めしません。
最後に、カードを使うのなら、ぜひ銀行などに総合口座を作りましょう。多くの場合、総合口座に定期預金があれば、普通預金の残が0の時、カード等の引き落としがあっても、マイナス処理してくれるので、引き落としが不可能な事態にならないで済みます。「自動借り入れ機能」と言います。借入れには利息がつくのでマイナスになったら早く入金しましょう。マイナスに出来る金額は、取引している金融機関にお確かめください。定期預金などのまとまった貯金がまだないなら、カード決済で余計な物を買うのは控えましょう。
以上です。