今年の4月に買った水彩紙、ホワイトワトソンの四つ切り版(394mm×545mm)20枚を買って、いっぱい買っていっぱい失敗しようと言ってたところ、あっという間に残り5枚になってしまった。他に使ってるワトソンA4は小さすぎるし、ウォーターフォードはちょっと高級なのでお手軽には使えないと言うのもある。
最近は短い時間で描けるようにもなった気がする。と言ったところで、多産にも短く描くのにも意味はない、描きたいから描いてるだけというのなんだけど、時短は疲れないとかそういう所はある。
そういうのとは別にデッサンとかを速くする訓練というのは見た物を描き写す時の、記憶と手の使い方の訓練になるので、それは多分、いろんな面で有効だというのは最近感じる。
ということは、これはワトソン四つ切り15枚目の絵ということになる?数えてないけどそんなに描いたっけな?
もうちょっと強弱をつけたいところあるので、それをしたら完成?いや、つけたらつけたで色々気になるところも出てくるから、そして沼。(というふうに完成させるのが一番神経つかうな)
古典の和歌に、萩の花がよく出てくるんだけど、そういうイメージで絵を作ってみた。ホルベインのSNS企画で、グラニュレーション(分離色)で絵を描くというのがあって、私は意識して分離色を使うことはほとんどなかったから、今回せっかくなので挑戦してみようと思って、この絵にも分離色の紫とオリーブ色を使ってます。
最近は分離色に特化した絵の具なんかも出てるので、それも面白いよね。
綺麗だから欲しくなっちゃうけど、今の私のテーマ、マイブームは少ない色で、いろいろな表現をするというのなのでな。水彩はそれぞれの色の濃淡の幅もすごいし、混色などで、かなり幅がでるので、そういうのを縛りプレイで描くのってすごく楽しいなと思う。
萩は初秋の季語です。夏の終わりと秋の初めはやっぱり寂しいなと思う。段々と短くなっていく陽と、過ごしやすくなるのはいいけど、これから寒くなっていくと思うと、寒いのが苦手なので正直ウンザリもする。
ばいちゃ